大阪ラプソディー
かつて大阪についてその印象や文化を書いたことは一度もないんです。知らないから書けないし、だけど今回大阪をまじまじと歩いてみて面白ろかった。
大阪へ行くのは「後回し」にしていた過去の旅行、海外へ海外へと気が向いていて、いつか大阪は行こうと思っていました。それが今回の旅で経験しました。
行ったことのない街は「歩く」のが一番だと思います、実は私は大阪は初めてではなく電車で3度、車で4回度も通り過ぎているのです。姫路・四国・奈良へ行く途中です。
だから「歩く」ことを優先しました、乗り物に乗るのは大きく動く時だけにし、およそ5キロ以内の移動はすべて徒歩にしました。いやはや猛暑の中でしたがかなり訓練になりました。
大阪ってホントに「真っ平ら」な街なんですね、東京は所々に起伏がありますが大阪ほど平らな都会は暑い時はより暑いですね。環状線はコンパクトに大阪市内を回れる電車、けど山手線に例えるのと少し意味が違うようですね。だって御堂筋線に乗ったほうが主要中心街と歓楽街の移動が楽ですものね
テレビ文化に私史あり
私の年齢で道頓堀を歩いていると「大阪ラプソディー」が頭の中で流れてきてしまいます。(海原千里・万理)、着いた日が木曜日だったので上沼恵美子さんの番組を偶然見ました。ローカルで「今夜はえみぃ」って番組やってるんですね。
驚いたのは関東や全国ネットには出ないお姉さんの万里さんが出ていたことです。二十年以上振り?に万里さん見ました。番組には「円ひろし」さんも出ていて「話し」ではなくキャスト的に面白ろかったです。
ご両方とも1曲ヒットしてこの2007年になるまでキャラクターを引っ張れるなんて、と思うのはきっと私だけではないはずです。
大阪らしきもの
いま地元の人はどう感じているのでしょうかね?
大阪らしきものですが、この2007年にもなり昭和の風情が廃墟になってゆく中で、大阪はある意味で昭和も代表していた街だったと思うわけです。
東京は東の方しか昭和を継承できていません、大阪は南側ということになるのでしょうか?それすらも危ない気がしましたよ。それくらい大阪は新しくされてしまったんだと思います。
名古屋駅はまるでシンガポールでしたが、大阪は少し違いました。古いものも残っていました、そこに昭和がありました。大阪らしさイコール昭和ではないかもしれませんが、昭和を消してしまうことイコールその前の文化の推移を見る最前列が消えてしまうことになります。
明治や大正が大阪としても、二つの時代とも昭和の中にそれはあるのです。だから大阪にある昭和は消してほしくないな〜と心の中で願いつつ戻ってきました。
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大阪と天然記念物にあるギャップ
面白ろかったのは大阪が意外にお洒落な場所と書きました。これはホントの感想です。私はもっと「こてこて」をイメージしていたからです。
行く前に友達の大阪人にジャズシンガーの「綾戸智絵」みたいな人いるんだろね?
と聞いたら「いまあんなんおらんよ、一緒にせんといて」と言われ私的に不意をつかれていたんです。しかしその意味がようやく分かりました
綾戸智絵さんは海外(米国)が長く、たぶん辛い想いをした人なんだと思うんですよね、というのも海外にいるほど日本が客観的に見え、日本の良さが真から分かるようになるものです、だから彼女は渡米前の外的憧れから一転し帰国してドロドロの日本人(大阪)をすることで楽になれているのかもしれない。
まるで時代をフリーズして現代に解凍したみたいな綾戸智絵さん、友達が「いまおらんよあんなおばはん」って言ったのが大阪に行って理解できました。大阪人は「こてこて」は多少でも恥ずかしいものと思っているようです。
つまりそれは、大阪は現代的に進化し今の大阪文化が今の人達によって創造しつつあるということです。それは東京的になったとうわけではなく、時代そのものが何か不自然にも「品質」を提供してきた結果なのかなと思いました。
一方で大阪の人は「こてこて」そのものではなく「こてこて」とのギャップを楽しんでいるのかもしれません。東京だってそうですよ「へぃいらっしぇぃ」なんて言葉、どの食堂に行っても聞けませんからね・・・
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